47期(3年生)は府中カップで3位に入賞しました。

コロナウィルスの影響により、活動自粛という異例の事態から始まった今年のチーム活動。
まず始めたのが、ルーティンチェック表を使って生活リズムを保ち、その中に自主練を取り入れること。
47期にとって初の絡みとなるSコーチの愛あるコーチングに戸惑った子も多かったことでしょう(笑)
活動再開後はこれまでリフティング10回が精一杯だった子供たちが、100回を超える子もチラホラ。
本格的に活動を始めた7月からの厳しいトレーニングにもめげず、本当に3ヶ月間良く頑張りました!
保護者のみなさんの送り迎えも相当大変だったと思います。Team47としてご協力いただけたことに感謝です。

そんなこんなで迎えた待望の公式戦府中カップ。47期にとっては初のサッカー公式戦となります。

初戦の相手はFC本宿さん。
チャンスはあるものの相手の厳しい守備に合い、なかなかゴールを奪うことができません。
前半終了間際になんとか1点をもぎとるも、相手に一瞬の気の緩みを突かれ失点。
最後まで波に乗ることができず、初戦からPK戦に…。
しかし、追い込まれてからの強さが47期の強さの秘訣!
見事PK戦を制しベスト8へ。

日を変え迎えたベスト8戦。対するは4BKさん。
コーチ陣のなんだかそわそわした気持ちとは裏腹に、自分たちのペースでサッカーができていました。
均衡が破れたのは前半5分過ぎ。相手のクリアミスをFWが逃さず拾い、シュートフェイント?から得意の左足一閃!
後半にも1点を追加すると、相手の厳しい攻撃には47期が誇るDF陣とGKが大奮闘!
2-0で準決勝へ駒を進めます。

準決勝の相手は新町さん。
個人技術の差もありますが、それ以上にゴールを奪うためにチームで何をすべきかといったところで差がついた闘いでした。
終始相手のやりたいサッカーをやられ、終わってみれば0-7の完敗。
課題がはっきりしたこともあり、これからコーチ陣の真価が試されるところです。

残すは3位決定戦。
対するはYNさん。
総合力が高く、特に中盤から前線へのパスワークがとても強力なチームです。
とは言っても負けられない闘いがそこにはある!
昨年の市少年ではここで敗退し、惜しくも4位という結果に終わっています。
その閉会式、キャプテンが悔しすぎて気持ちが落ち着かない中、「ディフェンスをもっとできるように頑張ります!」と泣きながら全員の前で堂々と宣言していた姿は未だに忘れられません。

開始20秒、おそらく緊張していたのでしょう。
DFの一瞬の緩みをつかれ、警戒していた中盤からのスルーパスが起点となり失点。
30分で気持ちを切り替えさせようと変に声掛けしたことが裏目に出たか、はたまたコーチ陣の緊張が伝わってしまっていたのか。
相手の流れは止まらず、直後の2分過ぎにも同じような展開から失点し早くも0-2のスコア。
まだまだボールだけに集中してしまうためか、スルーパスが通る通る。
追加点を許すも終了間際に1点を返し、前半は1-3での折り返しとなりました。
さぁここからが47期の強さの見せどころ!
と言いたかったところですが、後半早々に相手に押し込まれ失点します。これでスコアは1-4。
一瞬の気の緩みや油断が失点に直結する厳しい闘い。
普通なら気持ちが折れてもおかしくない状況の中、相手の隙を逃さず奪った1点を皮切りに波に乗る47期!

途中からは声も出るようになり、全員サッカーで同点まで追いつきます。
もう一歩で勝ち越しというところまで迫るも、相手の粘り強い守備もありタイムアップ。
PK戦に始まりPK戦に終わる、なんとも彼ららしい展開にコーチ陣も感心するとともに苦笑い。
運命のPK戦。みんなの気持ちがGKに乗り移ったのか、3本中2本を止める大活躍!
見事PK戦を2-1で制し初の3位入賞!
大会MVPにもエルマーズからSUT君が選ばれ二重の喜びとなりました。
チーム全員で力を合わせて勝ち取った結果です。


どの大会に出ても一番人数が少なく、少数精鋭が売りだった47期も今や15人。
新しく加入した頼もしい仲間達と共に、これからも切磋琢磨し成長し続けていくことでしょう。
頑張れ47期!これからが本番だ!!