エルマーズFCでは、クラブ員とコーチングスタッフ自身の安全を十分に気をつけて活動していますが、事故が起こらないとも限りません。そこで、コーチングスタッフは自主的に救命救急講習を受講し、初期対応ができるようにしています。
昨日5/11(日)は、府中市の補助を受けている救命救急講習(府中消防署)を、三名のコーチングスタッフが受講してきました。2年前に心肺蘇生の手順が改正されたらしく、5年前と3年前に受講した二人は新しい知識を吸収するとともに、心肺蘇生手順の復習もできました。
今回の講習で気づいた大切なことは、心肺蘇生は体内の血液を循環させて「脳をまもる」ことを主眼に置いている、ということでした。ともすると、人工呼吸で呼吸させなければ、という意識になるものですが、血流を維持することが大切なのでした。
もう一つ気づいたことは、AED(自動体外式除細動器)は心臓の不正な動きを取り除くだけの能力しかなく、その後の胸骨圧迫と組み合わせることが重要である、と言うことでした。
ところで、エルマーズFCの活動拠点である府中第一小学校にはAEDが設置されています。グラウンドで活動しているときに、もし万が一だれかが心肺停止になってしまうような事態になっても、心肺蘇生を迅速に行うことができます。