エルマーズ歴ウン十年、H代表ですら記憶にないという5年生での中央大会進出、エルマーズ48期は一つ新しい景色を目の当たりしました。
晴れ渡った12月16日、稲城中央公園総合グランド、稲城長峰ヴェルディフィールド。各ブロック予選を勝ち抜いた強豪48チームが集まり、第35回JA東京カップ東京都5年生サッカー大会が開催されました。
我らエルマーズ48期は、期待と不安を抱いてグランドに立ちました。
予選トーナメント1回戦、VS MIP。テクニカルな相手の攻撃を得意の出足で寸断。両者得点できない中残り5分、諦めずに左サイドを突破しPKを奪取!「足が震えた」と言いながら顔色一つ変えずにクールにゴールを決め、1回戦突破!
2回戦、VS 城北ボレアス。昨年のハトマークでも対戦した6ブロック王者、強度の高い攻撃を跳ね返し続け、弾丸FKで先制!後半にはサイド突破から2ゴールを加え2回戦突破!
東京約700チームのベスト16、指導者陣も見たことがないさらなる景色に不安より期待が昂ります。
12月17日、天気晴朗なれど肌寒し。
予選リーグ1試合目VS 横河武蔵野。今まで戦うことすら叶わなかった全国トップクラスの強豪。堅守速攻を合言葉にジャイアントキリングを目指しますが、剥がされ・回され・突破され…、ギリギリで凌ぐも失点。続いてチームの堅守を支えてきたCBが負傷退場し、さらなる窮地に立たされます。普段通りに守れない状況に戸惑う選手達。必死の抵抗を試みますが、後半に追加点を上げられ敗戦。
予選リーグ2試合目VS オーパスワン。1ブロック優勝・東京都上位の常連、的確にボールを回され、得意の出足も一歩及ばないシーンが増えます。守りのチームなのに先取点を許し、一時は同点に追いつくも、突き放され敗戦。予選リーグ敗退が決定します。
予選リーグ3試合目VS 町田JFC。昨年ハトマーク決勝で苦杯を喫し、リベンジを期しますが、予選リーグ突破の可能性を残す相手のモチベーションに押し切られ終戦。
中央大会で強度の高い試合を5試合も経験させて頂き、今後の課題がはっきりしました。
先制されたりケガしたりなどチームが窮地に立たされた時でも、みんなで一つになって戦えるか。
東京都上位レベルのチームに堅守速攻のチームが勝つためには、何を伸ばして何を補えば良いか。子供達自身も、今後のステップアップで更に新しいサッカーの醍醐味を感じとっていくでしょう!ボランティアの街クラブのコーチとしても、更なる高みを目指そうと思うと気が引き締まる思いでした(;^_^A
最後になりましたが、素晴らしい大会を開催して頂いた主催者・スポンサーの方々、対戦チームの皆様、選手たちを支えてくれた保護者の皆様、コーチングスタッフに改めて感謝申し上げます。
いよいよ最終学年に向けエルマーズ48期は成長を止めません!